1. リゾートバイトって何なの?普通のバイトと違うの?
リゾートバイトに興味があるけれど何をするのかよく分からないので心配。。。
そんな印象を持つかもしれませんね。
(略)リゾバイとは、その名の通りリゾート地で働くアルバイトのことであります。
リゾートホテルやペンションといった宿泊施設、スキー場や牧場などのレジャー施設で働いたり実に様々な仕事が用意されています。
リゾートバイトが普通のバイトと異なる点といえば、やはり住み込みで働くという点でしょう。
リゾートバイトは通常のアルバイトのように自宅から通うのではなく、リゾート地に暮らして働くことになります。
そのため知らない土地で働いてみたい、いまの場所では経験できないような仕事をしてみたいという方にはもってこいのアルバイトであるといえるでしょう。
住み込みで働く際、寮が完備されている仕事先も少なくありません。
家具や家電が用意されているため、最低限の荷物があれば暮らしていくことができるというのは魅力的なポイントです。
中には光熱費が無料という施設もあるため、そのような仕事先を選べば滞在中の出費を減らすことができます。
その分しっかりと貯金に回すことができるので、効率よくお金を稼ぐことができるでしょう。
施設の割引など従業員特典が用意されている場合もあります。
例えばスキー場のリゾートバイトであればリフト券が無料になるということもあります。
スキーが好きなのであれば趣味と実益を兼ねることも可能です。
仕事をしながら様々な経験ができるため、リゾートバイトで新たな夢が見つかることもあるかもしれませんね。
2.【手順】リゾートバイトの始め方
最近、注目されているリゾートバイトですが、観光できて何だか楽しそうだな。。と考える人もいますよね。
しかし、バイトできるまでの道のりや、労働のギャップ等もあります。
今回は、リゾートバイトを始める手順について書きたいと思います。
① 安全で信頼できる派遣先を探す
リゾートバイトを始めるにあたって、知らない土地で働くことは、ハプニングがあるかもしれないということを考えておいてください。
派遣先でトラブルがあったときに、得体の知れない派遣会社だと対応もきちんとしてくれない可能性もあります。
自分の身はしっかりと守るべきでべきです。
自身に合った労働環境をしっかりと教えてくれる派遣会社を選びましょう。
おすすめは、
・はたらくどっとこむ(コーディネーターの決め細やかな対応が良い)
・ヒューマニック(大手ならではの安心感)
・アルファリゾート(女性に優しい)
の3社です。
しっかりと見極めて、自分に合った派遣会社を見つけてください。
② 働くまでの期間は余裕を持って
バイトという響きだと、すぐに働くことができる!というイメージが多いです。
ですが、このリゾートバイトはすぐに仕事が決定するわけではありません。
一般的には派遣会社に登録して、勤務地を決定していきます。
もちろん人気の案件には殺到しますし、派遣先も忙しく、対応に時間がかかる場合もあります。
また、登録説明会にて担当のコーディネーターと顔合わせ等もあります。
こちらに参加してしっかりと不安要素を解決しておくという時間も必要です。
③ 持ち物の準備期間も必要
通常の旅行の準備だけではなく、生活必需品、お給料が支払われるまでのまとまった現金、もしものときに現地で使える金融機関のカードなども必要と思われます。
気軽に準備できるものばかりではないので、準備期間を設けましょう。
きちんと準備し、危機管理をもって行動していけば、憧れのリゾートバイトに近づきます。
自分自身が何を重要視するか考え、余裕をもってリゾートバイトに挑戦してみてください。
3. 観光地でのリゾートバイトの探し方
リゾートバイトという働き方があります。
観光地にある民宿などに住み込んで、観光地が忙しいときにお手伝いをして、お休みの日には観光地周辺にお出かけしたり、夜は仲間とお酒を飲んだり、地元の人たちと交流したり、趣味の合う異性と知り合ったり(しかもまわりが観光地!)できる、なかなか素敵なバイトです。
そこで知り合った友達とはバイトが終わっても連絡が取れますし、地元の方々との交流が続けば、社会人になってからの貴重な人脈になったりもします。
若くて時間のあるうちに、一度はやっておきたいバイトです。
そんなリゾートバイトですが、どこで見つけるのでしょうか?
探し方にはいくつかあります。
① リゾートバイト募集サイトに応募
ひとつは、アルバイト紹介サイトで募集しているところに応募する方法です。
これは簡単です。
募集人数が複数の場合がほとんどなので、友達を作りやすいという利点もあります。
② 大学の掲示板に掲載
次に、大学の窓口などで紹介されている場合があります。
こういうアルバイト先は毎年同じ学校から何人か受け入れていたりするので、アルバイト仲間が同じ学校の学生だったりします。
また、毎年学校からアルバイトを受け入れているところは、過去に問題が発生していない信頼できるバイト先です。
女の子としては比較的安心してお世話になることができます。
これは重要なポイントです。
③ 役場のHPに問い合わせ
もう一つは、観光地の役場や観光協会などのホームページから、メールや電話で問い合わせることです。
多少の時間はかかりますが、だいたい親切に教えてくれます。
④ 観光施設に直接連絡
そして最後に、受け入れをしている施設に直接連絡してみることです。
アルバイトを受け入れているところは、普通は施設のホームページに書いてあります。
なくても、誰かのリゾートバイト体験記などに載っていれば、問い合わせをしたら受け入れてくれるところがあります。
最後にひとこと、女の子の場合、個人経営のペンションなどは、知人の紹介などでなければ注意したほうがいいでしょう。
普通のバイトと違って、夜中なども同じ建物で暮らすことになるので、そこはちょっと心配ですよね。
ワンシーズン観光地でバイトすれば、その地域のほかのバイト先の評判などもわかったりするので、それを参考に、次のシーズンに行ってみるとかするといいかもしれません。
4. 学生時代のリゾートバイト体験記
y.rさん 30代後半男性 (富山県在住)
今は会社員をしている30中頃の男性です。
学生時代は中京地方の大学に通い、2年生と3年生の夏、リゾートバイトに行っていました。
行き先は中部山岳地帯にあるホテルで住み込みです。
このリゾートバイトを始めたきっかけは、先輩からの紹介でした。
代々僕の所属していた運動系サークルではここで働いている人がいたそうです。
リゾートバイトをしてみようと思った理由ですが、ふだん自宅で親と一緒に暮らしているので、少し離れてみたかったということと、お金を貯めたかったということ、それと何か楽しいことがあるのでは無いかという期待感からでした。
リゾート地は僕の自宅から約3時間弱ぐらいかかります。
当然住み込みになります。
ホテルの近くに寮があってそこで暮らすことになります。
まず、リゾートバイトの生活ですが、朝から晩までずっと労働しているというわけはなく、ローテーションを組んでの仕事になります。
なので自由な時間もあります。当然休日もあります。
休日は自宅に帰ったり、そこを起点に観光をしたりと過ごしました。
食事も全部出るし昼間ならホテルの大浴場にも入ることが出来ました。
お金は、、、正直いって貯まりました。
特別自由が良いという訳では無いのですが食住がタダなのでお金を使わないということが大きかったです。
終わった時には一夏の労働の対価が丸ごと手元に残っているような感じでした。
出会いは、ちょっとハイソな感じのホテルなのでお客さんとどうのこうのという事はありませんでした。
ただバイト同士でカップルになった人はいました。
僕の友人でも他の場所でリゾートバイトをした人はいましたが、当たり外れが大きいようです。
住環境が悪い、仕事がきついといった問題のあるところもあるようです。
やっぱりベストは知人からの紹介かと思います。
5. 決して楽ではないけどやりがいある現場
t.kさん 30代前半男性 (岡山県在住)
私はリゾートバイトなら、大型プール施設と海の家で働いたことがあります。
個人の感想としては、盛況時にはかなりの重労働だったと言えます。
夏休みの暇な時期に会社の方で募集をかけていたのでバイトとして現場に出ました。
キツイと想いますが、楽しいこともあり、そして給料は確かに良いと言えます。
プール施設で困ることと言えば、子供が多いということです。
子供同士が喧嘩をはじめる、迷子になって泣く、まだ幼いのでプールでの排尿行為、または嘔吐するなんてこともあります。
そうなると、その処理は私の役目となります。
予想外のことも起こり、その際には迅速な対応が必要とされます。
楽してぼぅーと出来る現場ではありませんでした。
基本的に立っている時間が多かったと想います。
私がバイトをした時は現場の監視員から、広告を配る前に整理するという事務仕事、各所掃除、ゴミ箱のゴミ回収もやらされました。
雑務なら何でも回ってきました。
さすがに私は経験したことがありませんでしたが、もしも目の前で利用者が溺れたりしたら、すぐに助けに行き、心肺蘇生法を施すようにとも指示を受けていました。
もしかすると、人の生き死にも関わる特殊な現場だと想います。
そんな風に疲れる仕事ですが、現場では皆仲がよく、昼に配られる弁当を皆で食べるのは最高の楽しみでした。
体を動かすことが好きで、それでやりがいを感じるというタイプだったので楽しかったです。
そういった人にならおすすめだと想います。
6. スキー場でのリゾートバイトはおすすめ
t.nさん 20代後半女性
私はスノボが趣味なため、冬場になると求人が多く出るスキー場での監視員兼インストラクターの求人に応募していました。
派遣会社の「 アプリリゾート 」に応募するシステムでしたね。
採用数も多いことから集まったのは10名ちょっとで、同年代の20代くらいの男女ばかりでした。
ほぼ全員が県外からの応募だったのですが、住み込み場所も提供されていてペンションが与えられました。
もちろん1人で住むわけではなくて初対面の人たちと複数で住むわけです。
なので人見知りをするという人や知らない人との生活が嫌だという人には向かないかもしれません。
ですが、食事の提供もありましたし、リフト券の支給などもあったのでありがたいことばかりでした。
1週間くらいしてくると仲間たちとの共同生活も楽しくなります。
仲良くなったメンバーでナイターを滑りに行ったり、仕事の空き時間や休日に技を教えあって純粋にスノボやスキーを楽しみました。
夜にはちょっとしたお菓子パーティをしたりと、なんだか学校の寮生活のようで楽しかったですね。
実質、お給料もたくさん貰えます。
といいますか、働いている間はお金を使うことがほぼないので半ば強制的にに貯まります。(笑)
できることならそのままずっと働きたいと思ってしまうほどでしたが、冬場にしか働けない仕事なのでそこは残念かなと思います。
県外に友人も増えましたし、好きなスノボがし放題で健康的な生活もおくれました。
またしてみたいなと思います。